今日は6月最後の日

今日は月末、もう半年が終わってしまいました。ほんとうに時の過ぎるのは早いものですね。午前中は諸々の野暮な仕事に終わりました。

先日織り上がった布、蒸しをした後洗いをかけ干し上がったものに裏打ち。これらはパネル張りの為最近は和紙で裏打ちをした後にパネルに張る用にしています。平行して新しい帯の下染めも始めました。今日の分は全くの下仕事なのでまだまだ変化していきます。昨日のブログでも書いたように経糸に数種類の絹糸を使っているのでこの梅雨時の湿気で糸の伸び方が違い均一にすることも難しいです。なかなか大変なこともありますがそれも楽しまなくては。

IMG_2379IMG_2377IMG_2378

 

やっぱり織りがおもしろい!!

何回目にかなりますがまたまた一年余りこのブログを休んでしまいました。時々ブログを更新しなくてはと思いながらなかなかこのページに入ることができずにぐだぐだしてました。ただ仕事は順調にきていてこの一年も楽しくやってきました。以前にも書いたかと思いますが還暦を迎えた頃から生涯現役を自覚したと同時にそれまで以上に仕事が面白く思えるようになりました。不思議なことですが事実です。

さて今日も織りをしていてつくづく「織り」が面白いなあと思わされました。織りものは経糸に緯糸を交差させることによって成り立って行きます。僕のつくる織りものの場合、経糸に数種類の糸を混ぜ込みます。つまり同じ絹糸でも糸の太さが違うものや撚り加減の違うものなどいろいろな糸を組み合わせて整経します。そしてそれらの糸に染めを施す訳ですが当然太さや撚りの違う糸は同じように染めても同じようには吸収してくれません。つまりひとつの巾の経糸の中に同じ色の染料で染めてやっても濃淡が出てきます。それに加えて僕の場合はいろんな色を染め重ねますので経糸に何重にも染まった色が重なり尚かつ濃淡のある色が複雑に混ざり合います。そんな経糸に今度は緯糸を入れて行きます。例えば青の経糸に黒の緯糸を入れてやると深い青になります。赤の経糸に黒、黄色の経糸に黒とそれぞれ織ってみると経糸だけで見ている色よりは深みのある落ち着いたものになります。これらのことは「織り」で出来る特徴で染め物ではこうはいきません。「布染め」の場合、白生地に染めを施すので布全体が均一に染まってしまいます。織りのように経糸と緯糸の色を変えることができません。

このように経糸と緯糸を交差させて出て来る色の深みを最大限に利用して「織り」をもったもっと楽しんでいきたいなあと今日もつくづく思いながら仕事をしていました。これからはなるべく気楽に日記的なものも含めてこのブログに自分の感じたことなど発信していきたいと今思っていますが果たしてどこまで続くやら?

IMG_2375IMG_2353IMG_2368IMG_2362