IKI 粋 SUI 展に出品

新緑の美しい季節になりました。ゴールデンウィークももうそろそろ終わりですかね。

さて先の5月1日から始まった「IKI 粋 SUI 展」に1組の作品を出品しています。会場は京都「 染め・清流館」で6月12日までです。

 

昨年の秋に出品を依頼され「粋」とは何か?自分が「粋」やなあと思えるものは何なんだろう。他の人はどんなのを「粋」と感じるのだろうか?いろいろ自分のなかで考えてみました。「関東の粋=(いき)・関西の粋(すい)」と呼ばれるように同じ漢字でありながらそこには微妙に異なるニュアンスを従来の日本人は感じとってきたという。はたして富山生まれの僕はどうなんだろう。日本人が感じとってきた「美」そして自分が「粋」と思える「美」とは?

 

試行錯誤の結果、下の作品に行き着きました。自分の中では「ミニマム」と云う言葉と「美」とが絶えず重なっていることを再確認した今回の作品づくりになりました。スケッチから最終のものまでをお見せします。

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作品の下絵としてのラフスケッチです。

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織り上がったものを工房で掛けてみる。

 

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図録からの転載。

フェルトラグが復活しました!!

永らく休止していたWoven Felted Rug の制作を復活しました。このラグ、織っただけではなくその後にフェルト化させることによって肌触りの柔らかさに加え、厚みと丈夫さが増します。つくり続けて30年余りたくさんの方々に愛用していただいていたものですが、近年体力的に辛いものがあったので休んでいました。と言うのもフェルト化させるのに3日間、フルマラソンを3回走るくらいの体力が要ります。しかし今年の正月から我が工房に参加してくれている若き男性アシスタントの本多君がその役割を担ってくれることになりました。有難いことです。

注文を頂きながら何年もお待たせしていましたがこれからはせっせと作って行ける態勢が整いました。今暫くお待ちください。そしてラグにご興味のある方、ホームページの写真をご覧下さい。注文有難く受け付けます。

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縮絨が終わったラグを木製のフレームに釘で打ち付けてかたちを整える。織り上がったものからは約15%縮む。
そして新たな経糸の整経を機に直接取り付けた部分整経器で整経する。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年は新年をゆっくりと過ごしました。

そして明日から仕事を始めます。

新たにアシスタントも加わってくれることになりました。

しっかりいいものをつくって行きたいと思っています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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ホームページ再開しました

僕のうっかりミスのせいでホームページが削除されてしまいました.夏前のこと。知り合いのweb デザイナーに復活をお願いし、ようやく今日復活させることができましした。まだまだ細かいところでの手直しがあるかも知れませんがとりあえずの再開です。時に覗き見していただけたら嬉しいです。

秋もだいぶん深まってきました。まわりの木々もあかずいてきています。
紅葉のこの時季、日々の色の変化が楽しみです。

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この夏の仕事のこと、、。

あの暑い暑いと云っていた夏もいつのまにやらどこかへ行ったような今日この頃です。
田んぼの稲は頭を垂れてもうそろそろの稲刈りを待っています。
その上を赤とんぼがスイスイと飛んでいます。やはりもう秋が来ているようです。
30年ほどお付き合い、お世話になっている京都のT屋旅館に関わった仕事をこの夏二つすることになりました。
この旅館のご主人のTさんにはお会いするたびに美術工芸全般、特に建築のこと、庭、
焼物や食べ物などなどいろんな分野の美のことに関していろいろ教えていただくことがたくさんあり
お会いしに行くのがとても楽しみなお方です。
そのTさんはこと敷物に関しては鍋島緞通ほど日本の建物に似合うものはないとおっしゃっておられます。
そして旅館のそこここに敷いておられます。もちろん玄関にも。
お世話になり始めて間もないある日、T屋の玄関に鍋島に代わる「夏の敷物」をつくってくれとの課題をいただきました。
それまでに僕自身も敷物をつくってきていましたがそれはイギリス時代に開発したウール100% のもので
日本の建築のなかにはなかなか入りづらいものがあります。
旅館の玄関と云えばやはり一つの顔になるところなので変なものはつくれません。
まして鍋島緞通に置き換えれるものをと、、。
それからは毎日毎日考え、試行錯誤してはみたもののなかなかいいアイデアはでてきませんでした。
苦し紛れに佐賀県まで夜行列車に乗って鍋島緞通を見に博物館にも行き、
実際織られている工房へもお邪魔して見せていただきました。
勉強にはなりましたがそんなに簡単に問題が解決するようなものではありませんでした。

2年ほどの間に時々思い出してはどうしようと考えるのですがなかなか芳しいものがでてきませんでした。
そんなある日、何も一枚でつくらなくても二枚重ねもあり得るかもという案が思い浮かびました。
そのときたまたま興味を惹かれていた羅織り、紗織り的なものを別の布の上に被せるのはどうか?
透け感のある紗を布に被せることによって色を遊ぶことができる上に「夏の敷物」という課題にもいけるかもと喜び、
さっそくその案を提出しました。
答えは長い時間がかかったけれど面白いものが出来そうということでお許しがでました。
それからの実労働はからだを動かすだけなのでとっても楽な筈と思っていましたがやはりいくつかの障害がありました。
紗織りをするにあたっての勉強をし、その材料をどうするか。やはり敷物なので強度も要求されるし、
それでいて涼しげに見える透けた紗にするには、、、などなど。
いつも行く糸屋さんに相談しているうちに教えていただいた「琴糸」を見た時には狂喜乱舞しました。
琴の弦に使われる糸でしっかり撚りがかかった絹糸です。強度がありながらさらりとした手触りはまさに紗織りの敷物にぴったりでした。
出来上がったものにTさんもとても気に入って下さり、僕もようやくお役に立てて喜びました。
とても楽しかった仕事でしたが辛くもありTさんにもうに二度とこのような仕事はしたくありません
と云ってしまった程です。
しかしこの度もう一度あれに近い夏用の敷物をとおっしゃっていただき二代目の夏の敷物をつくらせていただきました。
今回のものは紗織りではなくざっくりした絹糸を使って組織織りの透け感のある布を織りました。
これにはパートナーの堀ノ内麻世のアイデアや試作づくりの協力のがあって初めてできた仕事でした。
出来上がりにTさんも僕も満足いくものになりました。

こうして考えてみると苦労して出来上がったものにはやはりそれなりの達成感と同時にいろんな副産物を残してくれます。仕事をしていくなかで時々こういう印象に残るものに出会えることに感謝します。

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もう一つの夏の仕事は、T屋旅館がやっておられるてんぷら屋をこの度旅館の近くに移転されるために新たに建てられたた建物の一室に100 X 200 cm のサイズのタピストリーを納めてきました。これは何年か前につくったものでしたがイメージとしてはぴったりと合うと勝手に判断してTさんにも見てもらい掛けてきました。9月の中頃にオープンするとのことなのでとても楽しみです。

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婦人画報に帯が掲載されました

10月号の籠特集の中に登場します。
今回はきものにあうかご、あるいはきものを引き立てるかごの中で
私の帯を使ってもらいました。
こっくりとした色合いの紬のきものに大胆な柄の帯でしたがうまくあっています。
最近は以前にも増して楽しく仕事をしています。ありがたいことです。
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ホームページが削除されてしまいました。

私の不注意でホームページが削除されてしまいました。
毎日のように入って来る迷惑メールと一緒にサーバーからの連絡メールを見ずに削除していたようで、
サーバーの使用料金をすっかり払い忘れていました。その結果私のホームページはデーターを削除されてしまい
まったく見ることができなくなりました。すみません。残念です。
しかし近い内に何らかの方法で復活させるつもりですのでそれまで今ひとつお待ちください。
以上気象がというか、これが正常な気象になりつつあるのかもと思われますが
毎日35度以上の気温が続いています。みなさん、熱中症などにお気をつけ下さい。
と云いながら我が温室仕立ての工房は連日40度を超える暑さの中でなんとか仕事をしています。
大変です。早朝からお昼まではまだ過ごし易いのでその時間帯をせいぜい利用して午後は永いお昼休みです。
3時過ぎから仕事を再開、なんとか一日の仕事をこなしています。
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そして毎日収穫する野菜、嬉しいことですが大好きなキュウリが出来過ぎて困っています。
しかも毎日採り忘れがあるので大きくなり過ぎたものが混ざっています。
しかしそんなものも朝のガスパチョなどに利用してなんとか野菜だらけの食生活を楽しんでいます。
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久しぶりの投稿です

永らく忙しさにかまけてブログへの書き込みをサボってしまいました。
先月中旬あたりから突然いろんな方から連絡を頂いています。
その大きな要因はNHKテレビでの私を取り上げてくれた「猫のしっぽカエルの手」の再放送があったようです。
まったく知らずに過ごしていたので知り合いから連絡をもらいびっくりでした。
つくづくテレビの影響の大きさを再確認いたしました。
みなさん、ありがとうございます。
そんなこんなで以前募集をかけた勉強したい人、アシスタントを探していますにも
数人の方から連絡をいただきました。未だ決まっていませんが近い内に決めたいと思っています。
さて仕事の方は相変わらず「帯」を主体にして進んでいます。
季節にあったもの、季節を先取りするものなどいろいろ考えるのですが
やはりその時々に自分が思うデザインあるいはやりたいものになっていってしまいます。
写真を数点、最近の織り上がったものと今取りかかっている経糸の染めです。
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染織を学びたい人探しています

染織に興味があり学んでみたいと思っている人いませんか?
 
こちらの工房では現在私、冨田潤と堀ノ内麻世の二人で活動しています。
仕事としては「帯」の制作を主にしながらも敷物(ラグ)やタペストリー、のれんやショールなど
いろいろなものをつくっています。広い工房には現在7台の織り機を設置しています。
それぞれつくるものによってそれに適した機を使って仕事をします。
もちろん糸染めもやっています。染め場も広く、個人の工房としてはかなり設備も整っています。
使用する糸も絹やウール、木綿、麻などそれぞれの用途によって使い分けています。
薄い布からラグのような厚い布までいろいろなものを織っています。
私の永い染織活動で培った経験や技術を自分用に開発したり改善したりしながら
この工房での独創的な作品をつくっていると自負しています。
真剣に染織を勉強したい人、元気な人、田舎の生活にも対応できる人、そんな人を捜しています。
経験の有無は問いません。
気になる方はメールで問い合わせください。
具体的な中身は直接の話し合いで対応したいと思っています。
メールアドレスは下記です。
juntomita-weave@w3.dion.ne.jp
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織り機いただきました

以前ブログで機を探していますと書き込んでいました。
そして縁あって機を一台頂くことになりました。
もともとは東京手織り機のSuper Mini 800 を探していましたが
今回は同じ東京手織り機のものですがKSP52 という小ぶりの機をいただきました。
分解されて届いた機をもう一度組み立ててみるとどう見ても身長183センチの僕には
使えない(なんとか座れるけれど動けない)!!!
どうしたものかと少し考えてみると下駄をはかせてやるといいかもということで
なんとか僕でも使えるように変えれるかもとさっそく材料を調達して作業をしました。
しかしこの機、国内をあっちこっち旅しスウェーデンでも主といっしょに暮らしとても愛されてきたものでした。
それを粗末にノコギリや釘を使って改造したくないと思いました。
できればいつでも元に戻れるようにしたいと考えました。
そうして改造し出来上がった機は満足のいく形になりました。僕でも充分使えるものになりました。
自分がしたい織りに充分働いてくれるものになりました。
お譲りいただいたFさんにはほんとうに感謝です。
丁寧に梱包されて届いたこの機、どれくらい愛されてきたかが梱包を解くたびに感じられました。
ありがとうございます。しっかり木枠まで作っていただいたご主人にも感謝です。
まだお会いしたこともないご夫婦ですがどこかで繋がった縁を感じます。
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