JUN
TOMITA
TEXTILE STUDIOKYOTO, JAPAN

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カテゴリー: 日記

電動管巻き器 改造中

2013/06/03

 もう25年程使い込んでいる電動管巻き器なのだが

ブレが激しくなっていてアシスタントなどには不評であった。
 
ちょっと前に借りて使ってみたマルチの電動管巻き器が
すごく使い勝手のいいものだったので改造に挑戦。
見本は東京手織り機のもの。
 
昨日は八幡にあるコーナン Pro とホームセンタームサシに初めて行ってみる。
売り場面積の大きさに圧倒される。いろいろ物色した結果
一応必要と思えるものが手に入る。
東急ハンズで手に入れたものと合わせて改造スタート。
 
今回はベアリングなども使うので今までのアナログ的なものよりも
少し複雑な改造になる(しかしこれも結構アナログであるけれど)。
想像していたようにそれぞれの部品がうまく働いてくれることを確認。
あとは円錐形の2つにドリルで穴をあけるだけなのだが
センターをきっちりださなくてはいけないので
自分で持っている道具では無理。
木工用道具を持っているところに頼むしかないので今日はここまで。
なんとかできそうである。
 
 
ベアリングをもう一個買っておけばよかったかも、、。
 
 
 
 

試し染め

2013/05/29

 今日、ゴツゴツとした帆布に試し染めをしてみる。

 
今年で3回目になるという
東日本大震災復興支援
チャリティーアートカバンオークションが
この秋、京都と東京で開かれるという。
縁あって一澤信三郎帆布の生成りの鞄を預かった。
 
これにいろんな人たちが何らかの装飾を施し
オークションにかけて買ってもらい
復興支援につなげたいという趣旨らしい。
微力ながらこれも縁、なんらかの協力になればと引き受けた。
 
この一澤さんの帆布の鞄、とんでもなく頑丈である。
染織をする自分としてはこの帆布にとことんいろんな色を
染め重ねたいと思った。
毎日毎日色を染め重ね、そしてタワシで洗う。
日々の想いをこの帆布に染め重ね洗い落とす。
その積み重ねでどんなものに仕上がるか?
自分でもまだ先が見えないけれど、先が楽しみである。
 
「一日一染(いちにちいちぜん)」染め重ねる面白さがでればと願う。
 
 
 

 

新たなデザインを

2013/05/21

 先日出来上がった帯2本は

青山 八木に送ったはいいけれど
あっという間にお嫁に行ってしまったらしい。
嬉しいような少し残念、心残りな感じ。
 
しかしそんな感傷的になっていても始まらないので
新たに染め始める。
 
5月に入ると家や工房の周りに咲くシャガの花。
毎年決まってこの時期に咲く清楚で優しいこの花がお気に入り。
いつも心を落ち着かせてくれるこの花のような色合いが
出せないものか毎年思いながらもそのままに、、。
今年はちょっと挑戦してみようかな?!
果たして出来るかな?
 
とりあえず爽やかな色合いにしようと考えています。
お楽しみに、、、。
 
 
 
 

勘違い

2009/05/15

JUGEMテーマ:つぶやき。

 

先日一念発起してこのブログを始めたにも関わらずだいぶん間が空いてしまいました。

 
実は僕はパソコンの扱いに全然自信がありません。
パソコン歴は10年近くにはなるのですが初期設定などややこしいことは今まですべて
そういうのが得意な知人や友人にお願いしてきました。
しかし今回のブログの設定はなんとか一人でと挑戦してみたのです。
そしてなんとか設定もでき文章も書き投稿しました。
自分ではちゃんと出来たつもりでした。
そこで果たして自分のブログが見れるものなのかどうかと思いGoogleなどで検索してみても
いっこうに出てきませんでした。
その時点でパソコンに自信のない僕はどこかに設定の間違いがありこのブログは宙に浮いた
状態にあるものと勝手に判断してしまいました。
誰か詳しい人にみてもらはなければ、、、と思い放り投げてしまいました。
昨日友人にこの話しをしたら、一回位の投稿ではGoogleの前の方に出て来る訳がないと教えられ早速後ろの方から見てみると、、なんとこのブログが引っかかってきました。
間違ってなかったのだあとひと安心。
 
これから少しづつ自信をもって書き綴っていきたいと思います。

一念発起

2009/05/12

自分の手で何かつくりたい。

なんでもいいからこの自分の手でつくりたい。
生活する上で必要なもの、遊びのもの。

身の回りにあるいろんなものを自分でつくれたら楽しいだろうな。

そしてそれが仕事として成り立つようになったら幸せだろうな。
そんな想いから始まった20代初め。
いろいろやってみようと思いながら大学をやめアルバイトをしながら
ものづくり人生が出発。
民芸店でのアルバイト。革細工、ろうそくづくり。
木工もいいかな、大工かな、板前もいいかも。 
そんなことを考えていた時に目の前に現れた男の染織作家。
後先考えずに弟子入り。
そしていつのまにやら染織というものを自分の職業にして30数年が経ってしまった。
 
今まで言葉をあまり大事にしてこなかった。
自分のつくるものがすべてであり、それが何かを伝えてくれるだろう。
代弁してくれるだろうと思ってきた。
しかしそれだけでは足りないように思えてきた。
これから少しづつこの自分の想いを綴っていきたいと思う。

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