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年: 2014年
東京での展覧会、無事終了しました。
2014/11/23
先週19日まで開かれていた銀座「日々」での二人展、無事終了しました。
たくさんの方々に見に来ていただきほんとうにありがとうございました。
中にははるばる京都やその他の遠方からも来ていただき感謝しています。
今回はパートナーのホリノウチマヨとの二人展でした。
ウールと絹という違った素材や技法でまったく異なった二人の仕事を見てもらいましたが
会場ではうまく引き立て合えたかなと思います。
展覧会 最後の追い込み
2014/11/10
いよいよ展覧会が間近に迫ってきました。
昨日、一昨日は織りもん屋から左官屋に変身してパネルに漆喰を塗る作業に集中。
そして今日は作品をパネルに貼付ける作業。久しぶりの左官作業に持病の腰痛が再発。
見た目まったく爺さんになっているかも。
しかし以外と作業が進み今夕には一応一通りの作業は終了しました。
あとは細かい準備と事務作業を残すだけ、我ながら時間内に終われたことにびっくり。
さて、みなさんからどんな評価を貰えるか?不安ながら楽しみでもある。
展覧会のご案内 銀座「日々」11月14日〜19日
2014/11/08
久しぶりの展覧会です。
この度はパートナーとの二人展になります。
僕は細長い掛け軸的な作品とこれまでとはサイズが違う横長のパネルの作品群の展示になります。
ホリノウチマヨは冬に向けてのストールのいろいろを出品します。
ご高覧頂けたら幸いです。
僕は14、15、16日には会場にいます。ホリノウチマヨは会期中毎日いる予定です。
搬入まであともう少し、最後の追い込みに集中します。
では、お会いできるのを楽しみにしています。
越畑の秋
2014/10/04
先週から昨日まで新学期が始まったり東京での講演、ワークショップがあったりと自分としては
珍しく人前にでる機会が多かった為か疲れてしまい昨夜から眠りこけて今朝は10時頃にようやく起きれました。
その後、ゆっくりのんびりした時間を過ごし午後からは久しぶりに愛犬とのなが〜い散歩に行ってきました。
そこで見つけた越畑の秋、ほぼ終わりかけている稲刈りですがまだ酒米が残っているようです。
この酒米は京都の酒造屋さんが『越畑』という純米酒にしてくれ地元にある蕎麦屋で飲めるようになっています。
最近の稲刈りは機械の発達で昔と比べるとほんとうにあっという間に乾燥機に入って行きますが
時々こだわって天日干しをしている農家もあり昔ながらの秋の風景をつくってくれています。
そして今が一番きれいかなと思える蕎麦の花が咲いていました。可愛い白い花がいっぱい。
これも越畑の秋の風物詩になりました。また美味しい蕎麦が食べられますように、、、。
11月の中旬にはパートナーとの二人展を久々に東京ですることになりました。
というわけで先日来「帯」の仕事は少し中断して展覧会用の作品づくりに専念しています。
詳しくは期日が近くなりましたらお知らせします。
永らくブログを中断したままになっていました。
Facebookとこのブログとどう使い分けたらいいのかがよくわからずにいたのですが、、。
(しかしこのブログはFacebookともリンクされていることなので)
僕の場合、仕事と生活とが切り離すことなく繋がっているのでこのブログに仕事のこと、
生活のことなどを綴っていくことでどちらにも発信できるのかなと思い、改めて書き始めます。
壁の魅力 その3
2014/06/17
『壁』シリーズの第3弾です。
ペンキで塗られた壁と張り紙の風化の味わい。
人々の生活を垣間見るような感じで壁を見つめます。
何度見ても感じるものがあります。
とりあえず『壁』シリーズこれで一旦中断します。
壁の魅力 その2
2014/06/16
昨日に続いて『壁』シリーズの第2弾です。
今回の分はスウェーデンはストックホルムの旧市街地を歩いて見つけた『ドアーと壁』です。
1980年代中頃です。
このオレンジ色はペンキではなく顔料のようだと聞いた記憶があります。
塗り手の肩の幅の往復運動が見えてとても微笑ましく温かいものを感じます。
この何ともいえない赤茶の色は北欧独特のもののようです。
いろのシミ具合がいい味をだしていますね。
きっちりしたドアーとなんとも柔らかい壁の質感と色具合に惹かれます。
これらは僕のデザインソースと云うこともできますが、、。
ただじーと眺めながら次にどうしようかなと考えている時間が好きです。
壁の魅力
2014/06/15
先日、京都市内を歩いていたら久しぶりに魅せられる土塀に遭遇しました。
だいぶん古くなったもので部分的にはげ落ちて中から麻布が見えていました。
土塀の中に麻布を使っているのを見るのは初めてだったので思わず写真で記録しました。
やはり土塀、土壁は魅力的です。美しい!!
実は二十数年前に展覧会のDMに次のような文を書きました。
ここ数年、壁に魅せられている。
壁は、建物自体ほどの自己主張はしない。
しかし、壁に刻まれ、染み込んだ時間の層には
謙虚な存在感がある。それは大上段に構えた
歴史とか伝統とかいう言葉ともすこしちがう、
もっと単純な時の重なりのなかから偶然に
生まれた汚れのような、それでいてなにもかもが
塗り込まれたような、深い奥行きを感じさせるものがある。
この『壁』への想いは当分続きそうである。
そしてその想いは未だに続いています。
写真、上2つは京都市内の土塀です。
次の2枚は北欧の壁の写真です。
現場復帰
2014/05/28
2週間程前から工房での仕事に復帰しています。
ほぼ2ヶ月のブランクがあったため流石に頭がぼんやりしていて
帯の経糸に使う糸の配分を在庫の糸から選び、その量を決めるのに一苦労しました。
結局、今回は10種類の絹糸を使い分けて経糸の中に組み込みます。
いい季節をあっという間に通り越して昼間はもう暑いくらいです。
そして仕事場の中にも雑草が生えて来ています。
少しづつ頭を回転させながら帯の染めに入っています。
この段階までくると楽しくなってきて次はどうしようという感じになっています。
仕事ができる幸せをちょっと感じています。
夏に向けていろいろな雑用も増えます。
周りの草刈りやら畑仕事もやりながら仕事を進めていきます。
のんびりですが少しづつの前進です。
ニューヨーク報告
2014/04/28
この度のニューヨークへの旅は術後わずか一ヶ月ということもあり
あまり動き回らずにゆっくりすることを念頭においていました。
無事にコロンビア大学での講演も終わりあとはのんびりと美術館巡りでもと思っていました。
しかしちょうどイースターホリデーと重なっていたのでマンハッタンは人々であふれていました。
MOMAに行ったはいいけれど館内は人でいっぱいの為残念ながら引き返してきました。
幸いにもニューヨーク郊外に住む友人が連れて行ってくれた美術館2つが今回の旅の大きな収穫になりました。
その一つはDia:Beacon, Riggio Galleries です。ここは1929年に建てられた広大な工場跡につくられた美術館で
2003年にオープンしたとのことです。その大半が天然の明かりによって見せるようになっていました。
さすがアメリカかなと思うサイズの大きなスペースに入っている巨大な作品たちでした。
Richard Serra, Sol LeWitt, Agness Martin などなど多彩な顔ぶれがそろっていました。
僕の好きなMinimum なものたちが多く、もっとゆっくり時間をかけて過ごしたいと思いました。
そしてもう一つはStorm King Art Center という屋外彫刻美術館です。
これもまたアメリカかなという広大な敷地に置かれた彫刻たちが点在するところを
歩いて見て回ったり、貸し自転車や周覧する電気自動車に乗って回ることができます。
時間がなくて車で見て回りましたがそれでも45分くらいかかりました。
一日に上記の二つの美術館をいっきに行ったので残念ながらその雰囲気を味わうだけに終わってしまいました。
またからだも万全ではなかった為しっかり歩くこともできず心残りであり是非とももう一度行きたいと思います。
久々のニューヨークです
2014/04/13
半年程前の昨年秋に一通のメールが届きました。
送り主に心当たりもなく何かなあと不審に思いながら読んでみると
N.Y. のコロンビア大学の中にあるドナルド・キーン日本センターでの講演の依頼でした。
誰か他の人と間違えているのかなと思える内容だったので人違いではと問い合わせをしました。
しかし、ちゃんと僕と判った上での依頼でした。
あまり人前で話すのが得意なほうではないのでお断りしようと思ったのですが
いろいろやり取りをしているとまあ講演の中味はなんとかなるかなと思えるようになり、
魅力的な条件のひとつに負けてしまって引き受けることになりました。
その条件がN.Y. までの往復をビジネスクラスで行けるということでした。
そのことにすっかり負けてしまいました。
そしていよいよ明日そのビジネスクラスに乗る日になりました。
まだ準備ができていませんが明日の朝までにはなんとか整えます。
術後わずか一ヶ月での長旅になりますが今回はゆったりしたフライトになると思うと少し安心です。
後日また結果を報告したいと思います。
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