BLOG
壁の魅力
2014/06/15
先日、京都市内を歩いていたら久しぶりに魅せられる土塀に遭遇しました。
だいぶん古くなったもので部分的にはげ落ちて中から麻布が見えていました。
土塀の中に麻布を使っているのを見るのは初めてだったので思わず写真で記録しました。
やはり土塀、土壁は魅力的です。美しい!!
実は二十数年前に展覧会のDMに次のような文を書きました。
ここ数年、壁に魅せられている。
壁は、建物自体ほどの自己主張はしない。
しかし、壁に刻まれ、染み込んだ時間の層には
謙虚な存在感がある。それは大上段に構えた
歴史とか伝統とかいう言葉ともすこしちがう、
もっと単純な時の重なりのなかから偶然に
生まれた汚れのような、それでいてなにもかもが
塗り込まれたような、深い奥行きを感じさせるものがある。
この『壁』への想いは当分続きそうである。
そしてその想いは未だに続いています。
写真、上2つは京都市内の土塀です。
次の2枚は北欧の壁の写真です。
NEW ARCHIVE
- アシスタントを募集します
- 第二工房はじまります
- ブログまたまたサボってしまいました!!
- アシスタント募集します
- フランスでのワークショップ
- 久しくご無沙汰していました。
- アシスタントを募集します
- 季刊誌「眠音」が出ました。
- 雑誌の取材を受けました
- ピーターと僕
- やはりピーターはすごい!!その2
- 帯の染め、継続中です。
- やっぱりピーターはえらい!凄い!! その1
- 工房は休み
- 今日は6月最後の日
- やっぱり織りがおもしろい!!
- Selvedge ( イギリスの雑誌)5月号に掲載されました
- IKI 粋 SUI 展に出品
- フェルトラグが復活しました!!
- 謹賀新年
MONTHLY ARCHIVE
- 2022 (1)
- 2021 (1)
- 2020 (1)
- 2019 (3)
- 2017 (10)
- 2016 (4)
- 2015 (12)
- 2014 (16)
- 2013 (39)
- 2011 (1)
- 2009 (2)