JUN
TOMITA
TEXTILE STUDIOKYOTO, JAPAN

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月: 2013年5月

試し染め

2013/05/29

 今日、ゴツゴツとした帆布に試し染めをしてみる。

 
今年で3回目になるという
東日本大震災復興支援
チャリティーアートカバンオークションが
この秋、京都と東京で開かれるという。
縁あって一澤信三郎帆布の生成りの鞄を預かった。
 
これにいろんな人たちが何らかの装飾を施し
オークションにかけて買ってもらい
復興支援につなげたいという趣旨らしい。
微力ながらこれも縁、なんらかの協力になればと引き受けた。
 
この一澤さんの帆布の鞄、とんでもなく頑丈である。
染織をする自分としてはこの帆布にとことんいろんな色を
染め重ねたいと思った。
毎日毎日色を染め重ね、そしてタワシで洗う。
日々の想いをこの帆布に染め重ね洗い落とす。
その積み重ねでどんなものに仕上がるか?
自分でもまだ先が見えないけれど、先が楽しみである。
 
「一日一染(いちにちいちぜん)」染め重ねる面白さがでればと願う。
 
 
 

 

経絣の着尺

2013/05/23

 昨年から週一日で京都市立芸術大学の

染織科のお手伝いに行っています。
 
4月から始まった3回生の前期の課題はきものを織る。
4回生の一人と3回生4人の5人が経絣を取り組み始めました。
 
縞の中に組み込んだ単純な絣もあれば
大柄の絵羽になるような絣まで様々。
各自細い絹糸を使っての着尺に初挑戦。
昨日から経絣の括りや染めが始まった。
なんとかうまく進んでいってくれるように祈るばかり、、。
 
自分の仕事としては帯の染めが始まった。
 
 
 

新たなデザインを

2013/05/21

 先日出来上がった帯2本は

青山 八木に送ったはいいけれど
あっという間にお嫁に行ってしまったらしい。
嬉しいような少し残念、心残りな感じ。
 
しかしそんな感傷的になっていても始まらないので
新たに染め始める。
 
5月に入ると家や工房の周りに咲くシャガの花。
毎年決まってこの時期に咲く清楚で優しいこの花がお気に入り。
いつも心を落ち着かせてくれるこの花のような色合いが
出せないものか毎年思いながらもそのままに、、。
今年はちょっと挑戦してみようかな?!
果たして出来るかな?
 
とりあえず爽やかな色合いにしようと考えています。
お楽しみに、、、。
 
 
 
 

帯二本

2013/05/17

 ゴールデンウィーク前から織り始めていた帯二本が

先日ようやく織りおわりました。
 
今回は初夏に向けて明るい色使いでやってみました。
青と淡いグレーの組み合わせ。
いい感じに織り上がり自分でも気に入りました。
 
いつもの砧打ちも先輩の新道さんから借りた布用の砧で。
やはりそれ専用のものは使い易く今まで使っていた
藁打ち用とは雲泥の差です。
 
この二本すでに青山 八木にいきました。
 
 
 
 
 
 

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